拡大床とは

  • 狭窄歯列に使う取り外しの出来る装置で、自分で中央部に設置されたネジを回すことで歯列が拡大されます。
  • 矯正経験の浅い歯医者の安易な使用でトラブルが多発しています。

拡大床

上顎拡大床の構造

上顎拡大床
上顎拡大床

上顎拡大床は、取り外しの出来る装置で、自分で中央部に設置されたネジを回すことで歯列が拡大されます。

回転1回転/3日
使用時間12時間~24時間
拡大期間3ヶ月
固定期間3ヶ月

下顎拡大装置(シュワルツ装置)

下顎拡大装置(シュワルツ装置)
下顎拡大装置(シュワルツ装置)

下顎拡大装置(シュワルツ装置)は、取り外しの出来る装置で、自分で中央部に設置されたネジを回すことで歯列が拡大されます。

回転1回転/3日
使用時間12時間~24時間
拡大期間3ヶ月
固定期間3ヶ月

適応症例

拡大床は、もともと内側に倒れてしまった狭窄歯列弓の歯を起こすには最適と言えますが、症例がかなり限定されるということになります。

デメリット

欠点

 顎骨の拡大不可

”歯列が拡大される”と誤解されやすいですが、実際には歯が外側に倒れるだけで、顎骨までは広がっていません。

欠点

 後戻り

装置を外すとすぐにまた元に戻ってしまったといったトラブルがある。

メリット

利点

 簡単に作成可能

歯列模型を作るだけ簡単に作成可能です。

トラブルが多発

拡大床は歯列の型を取るだけで簡単に作る事が出来るため、矯正経験の浅い歯医者の安易な使用でトラブルが多発しているようです。特に診断が出来ないため誤った使い方でオープンバイトにさせてしまっているケースなどです。

拡大床のトラブルを見る 外部リンク

ふかさわ歯科クリニック篠崎では、矯正装置の見た目が気になるという方でも、審美性に配慮した目立たないマウスピース矯正装置をご用意しております。患者さま一人ひとりの口腔内状況を拝見した上でご要望をしっかりと聞き、痛みの少ない無理のない治療計画をご提案いたします。江戸川区篠崎で拡大床による歯列矯正をご検討の方は、ぜひ当院までお気軽にご相談ください。

【動画】アデノイド顔貌

筆者・院長

篠崎ふかさわ歯科クリニック院長

深沢 一


Hajime FULASAWA

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メッセージ

日々進化する歯科医療に対応するため、毎月必ず各種セミナーへの受講を心がけております。

私達は、日々刻々と進歩する医学を、より良い形で患者様に御提供したいと考え、「各種 歯科学会」に所属すると共に、定期的に「院内勉強会」を行う等、常に現状に甘んずる事のないよう精進致しております。 又、医療で一番大切な事は、”心のある診療”と考え、スタッフと共に「患者様の立場に立った診療」を、心がけております。

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